松本亭の庭にはたくさんの植物が生えています。山菜のシオデが生えてるから採りなーと近所のおじさんが教えてくれました。

早速、阪野さんがシオデを2本とってきてくれたのでシオデについてググってみることに。2本しか生えてないのにおじさんよく発見したな、と勝手に感心。

しおで(しょでこ・牛尾菜)は、牛の尾に形が似たユリ科の蔓性多年草で大変おいしい山菜です。しおでは、山菜の域を越えているといっても過言でないほど、あか抜けた味です。しおでは、東北では「ショデコ」「ヒデコ」と呼んで、熱狂的なファンが多いといわれています。
しおでは、秋田では「ひでこ節」という名の民謡があるほど、有名でおいしい山菜です。若芽の節ごとについた葉のわきに、つぶつぶの蕾がついているタチシオデが謡われています。
しおでの30cmほどに伸びた若芽が良いが、群生することが少なく点在しているため草地で見つけるのは大変困難です。
しおでは、アスパラガスに似ていることから「山のアスパラガス」とも呼ばれます。山菜の中でもくせが無く、味が良いとして親しまれ、料理の幅が広い山菜です。しおでは、あまり手を加えずシオデの持ち味を生かした食べ方が良い。出典(http://www.smegumi.co.jp/syodeko.html)

だから2本しかとれなかったのか。納得。
貴重な山菜であることは分かったのですが、自分の目の前にあるシオデがあまりにも成長しすぎていたので本当にこれを食べて良いのかという不安もありました。


本当にシオデなのだろうか・・・(心の声)

 

とりあえず茹でてみることに。
軽く塩茹でして、醤油でいただきました。

 

 

【感想】
「めっちゃアスパラ!!!!!!」
このシオデ、育ちすぎたのか下の太いところは固く筋っぽくなっていましたが、上のほうは柔らかくて味も食感もほぼアスパラでした。

もう少し早くシオデに気付いて収穫していれば、もっとおいしいアスパラガスだったに違いありません。山菜はあるだけ全部採ってくるのではなく来年のために残しておくことが大事だと教わりました。松本亭の敷地内にまだ少し生えているようだったので、来年も食べられるのかな?楽しみに残しておきたいと思います。

いやあ、来年はおいしいアスパラガスが食べられるといいなあ。