松本亭一農舎について

建物の歴史

松本亭一農舎は、今まで地域の方から松本邸と呼ばれていました。昭和頃から「松本さん」が住まわれ、習字の手習いなどをされていたそうです。
更にさかのぼると、最上川の舟運の差配を行っていた家であったとの話も聞こえてきます。「一農舎」と呼ばれる農業塾が開講されたのもこの時期だったそうです。国指定重要文化財の佐竹家住宅とのつながりもあるなど歴史のある家です。
県内最初期のコンクリートが用いられるなど、新しい試みをする舞台ともなっています。

リノベーション

松本亭一農舎は民家からリノベーション(改装)した宿です。

そのリノベーションの立役者が、山形市の株式会社マルアール。山形市七日町の空きビルをリノベーションしたとんがりビルを手がけた株式会社マルアールと、ゲストハウス松本亭一農舎の構想を練ってきました。

母屋から棟続きの蔵がある松本邸の建物全体を宿とするため、建築の用途変更はじめ、旅館業法、消防法に合わせた必要な工事を行いました。
工事の過程で偶然隠れていた古民家らしい建材が見つかったところもありました。
古民家としての味わいを出しながら、宿としての機能を持たせた建物となりました。

こうして松本邸からゲストハウス松本亭一農舎に生まれ変わりました。
建物の歴史や宿へのリノベーションについて、詳しくはお越しになった際にスタッフに訊ねてみてください。

 

施設の利用についてのご案内もご覧ください

 

朝日町はこんなところ

坂をのぼれば、百名山のひとつ「大朝日岳」を含む朝日連峰へ。

季節ごとに野草や山菜などの資源に恵まれた山です。
登山口の朝日鉱泉までは車でもう一息。朝日川を横目に登っていきます。

坂をくだれば、山形を縦断する「最上川」。

朝日町ではカヌーのフリースタイル選手権大会が開催されています。
庭の裏手から望む流域から下っていくと、カヌーランドへとたどり着きます。

朝日町の観光情報

朝日町の観光情報は「あさひ旅のココロ」をごらんください。